週決めから日決め案業転市況そのものに不信感

摘要

新体系は、業転市況に連動するかたちで実施となったが、①設備過剰問題をかかえて需給は緩和しており、業転市況は安値となる、②原油価格プラス8～10円／リツトル（精製費など）がコストとして必要とされているが、原油と業転市況との差は5～6円で推移しており、コスト割れとなる、③本来、安い業転市況に連動することが無理であり、コストを無視した市況を優先することは問題がある、④業転市況そのものに信頼を欠く、との反発が出ている。