4月もt15～20ドル上昇？海外原油高、国内の在庫減少と年度末在庫の確保で450ドル買収事例も

摘要

輸入LPGの「CP」（FOB）はプロパンの場合で昨年の11月度のt463ドルをピークに12月度は417ドル、本年1月度は365ドルへと2ヵ月連続で値下がりしたあと、2月度の横這い·据置きを経て「3月度」は需要期の最終月にもかかわらず再び“上昇”に転じ、2月価格比t12ドル（ブタンは10ドル）の値上げをサウジアラムコは断行したが、LPG輸入元売筋によると旦Pは「4月度」も値上りする可能性が強いようである。 現時点で予想される値上がり幅はプロパン、ブタンともt当り「15～20ドル」程度。 米国のWTIやその他原油市況の今月末までの展開、推移いかんではこの他動的要因が加わってCPの上昇幅を更に大きくすることも考えられそうだ。