950ドルで前月比50ドル下げ：2月のベンゼン価格が決定

摘要

新日本石油は、大手需要家との交渉の結果、ベンゼンの2月契約価格（ACP）を決定した。契約価格は950ドル／トンで、前月に比べ50ドル値下がりとなる。その背学理由は＼製品市況高を背景とした、エチレン装置の高稼働および一部生産者によるベンゼン増産などから、アジア全体でベンゼン供給量が増加している。また、2月以降の誘導品プラント定修入りもあり、アジア市場の需給引き締まり感は後退しているため、アジアスポット価格は下落に転じ、2月ACPも前月比59ル値下がりで決着したもの。