電力卸売の事業へ参入：石油製品取引先へも供給を目指す

摘要

伊藤忠エネクスは、昨年12月から稼働率低迷などで電力が余っている工場等から電力を調達し、電力小売事業者である日本テクノに対して電力の卸売りを開始した。今後は発電設備を運営し他社へ電力を小売りする特定規模電気事業者（PPS）からも電力を調達するなど調達先の多様化をすすめる。また、今後の市場動向や課題等を充分に精査し、将来的には当社が石油製品を由給している製造·物流業者、LPガス供給先及びガソリンスタンド事業者等の法人や個人の需要家に対しての電力供給を目指す。