WTI大幅上げ71ドル突破:米国失業保険申請件数が減少

摘要

8日のWTI11月限は71．62ドル／バーレルとなり、前日の69．57ドルに比べ2．12ドルの大幅な値上がりとなった。前々日の70．88ドルを飛び越えて、一気に71ドルを突破した。5日には70ドルを突破し、6日にはさらに70．88ドルへと値上がりしていたが、7日には70ドルを割る展開となっていた。69ドル台はわずか1日で終わった。6日に発表された米国の新規失業保険申請件数が52．1万件で、前週比マイナス3．3万件となり、事前予想を大幅に上回り改善したことを受けて、エネルギー需要の回復期待が高まった。