有機ELが市場を牽引2015年3000億円市場に拡大

摘要

富士経済は、7月～9月にかけてエネルギー関連システムのうち、リチウムイオン二次電池、パワー半導体、LED、有機EL、太陽電池向け主要製造装置の世界市場を調査し、その結果を「アドバンストデバイス·製造装置関連市場の将来展望2012」にまとめた。それによると、主要製造装置の市場推移では、リチウムイオン二次電池の2012年見込が233億円（2011年比24.6％減）、2015年予測が351億円（同13.6％増）、パワー半導体の2012年見込が496億円（2011年比13.0％増）、2015年予測が740億円（同68.6％増）、LEDの2012年見込が981億円（2011年比29.4％減）、2015年予測が1081億円（同22.2％減）、有機ELの2012年見込が876億円（2011年比9.8％増）、2015年予測が3020億円（同278.4％増）、太陽電池の2012年見込が355億円（2011年比39.5％減）、2015年予測が486億円（同17.2％減）となり、製造装置合計の2012年見込が2940億円（2011年比16.5％減）、2015年予測が5678億円（同61.2％増）となっている。