メ夕解析の結果について

摘要

心不全は多様な心疾患の最終ステージであり、その病態には交感神経活性が重要な役割をになつ ている。'23I-meはiodobenzylguanidine (~(123)I-MIBG)はグァネチジンのアナ口グであり心臓交感神経週末に保持されるため、その心筋へのuptakeとwashout が心不全の臨床評価に応用され、これまでに数多くのMIBGイメージングと心不全予後についての研 究がなされているが、各研究の規模、人種の違い やMIBGの製剤の違いなどより結論は確立していない。今回メタ解析を用いて、わが国の心不全の生命予後に対するMIBGィメ一ジングの定量値の意義を検討した。【方法】MIBG後期像の心縦隔比(H/M) または洗い出し比（washout)に基づいて心不全を群別し、その致死的予後に関して生命表を用いて検討した国内のコホ一ト研究を系統的にレビューした。各研究での登録後24力月後のodds比を算出し、メタ解析にて結果の統合をおこなった。