耳鼻咽喉科救急医療の危機

摘要

耳鼻咽喉科の救急疾患には、急性喉頭蓋炎，深頭部膿瘍,気道異物のように，生命を脅かす重篤なものから急性中耳炎，急性咽頭炎のように比較的緊急性に乏しいものまで幅広く存在する　近年、小児科や産科の救急医療の危機が叫はれているが，耳鼻咽喉科の救急医標も切迫した状況になっている.本稿では埼玉県における救急医原システムと当科における夜間休日診瞭を例にとり，耳鼻咽喉科の救急医標の塀状と問超眉について述べる.