軽度膝関節痛に対するコラーゲン配合食品の有用性

摘要

「養生~R」食品コラーゲンハイグレード（ハイグレード食）および「養生~R」食品コラーゲンGスーパー（Gスーパー食）の膝関節症に対する影響を調べるため，軽度膝関節痛を有するヒト42例を対象に，12週間摂取および4週間の後観察期間を設けたプラセボ対照二重盲検群間並行比較試験を実施した。 試験期間中，試験食品摂取率が75％未満の2例およびインフルエン雪と診断され治療を受けた1例を除き，39例を解析対象とした。 JKOM食品用変法スコアで評価した結果，ハイグレード食およびGスーパー食には膝痛軽減作用が認められ，日常生活の状態が改善されることを明らかにした。 特にVAS法による膝の痛みについては，摂取直前のスコアと比較してハイグレード食およびGスーパー食ともに摂取4週間で明らかな改善を認め，摂取終了後もその効果は持続していた。 また，起床後の膝のこわばりや，夜間起きて動き出す時·階段の昇降時の膝の痛み，着替えなどの日常生活の状態についても，ハイグレード食では摂取4週間，Gスーパー食では摂取8週間でそれぞれ改善し，その効果は持続することが確認された。 なお，本試験期間中に試験食摂取に起因した副作用は認められなかったことから，安全性の高い健康補助食品であることが明らかとなった。 膝関節痛曜患者が急増しているわが国において，「養生~R」食品コラーゲンハイグレードおよび「養生~R」食品コラーゲンGスーパーはQOL改善に役立つ有用な健康補助食品であることが示唆された。