東洋堂経験余話

摘要

初診日は、X年3月9日。既往歴は、29歲時に帯状疱疹。32歳時に急性胃腸炎。主訴は、あまりに胃が痛むので心配になって、近所にある消化器内科に行き、胃の内視鏡を行った。結果は胃の中に多数の点状出血を認めた。今は新薬を投与されて症状は安定しているが、仕事が多忙で、夜8時から10時まで仕事をしている。そのせいか、フラツキ感がある。頭痛と乾嘔がある。しかし頭痛時にはロ渴はない。食欲は不良。大便は一日に3?4行で、軟便か下痢便である。小便は普通に出るが、夜間尿は一回トイレに行く。睡眠は普通だが、疲れているときには不良。