P20人工透析管理システムと電子カルテとの連携システムがもたらす医療スタッフ間の運用の有意性と問題点

摘要

運用中の電子カルテと透析管理システムを連携し、1年半の透析業務に使用した経験から有意性と問題点について報告する。人工透析管理システムと電子カルテとのネットワークの構築により、患者基本情報、透析オーダー、透析記録、処方オーダー、検査結果の情報共有ができ、診療報酬も人工透析管理システムから実績送信（コスト請求）が行える運用とした。 血液浄化センターには、血液透析装置25床、人力端末は、電子カルテ用6台、人工透析管理システム用2台、ベッドサイド入力端末としてノートパソコン8台を配備した。