総胆管切除後にTransamimase優位の肝障害を発症した1例

摘要

平成4年12月胆石症に対し腹腔鏡下胆嚢摘出術。 術中胆嚢管損傷ありクリッピング施行。平成4年10月総胆管閉塞に伴う閉塞性黄痘に対し総胆管切除，総肝管空腸吻合術。 平成4年10月の手術以降は明らかな異常所見は認められなかった。 平成15年3月3日，上腹部不快感，Transaminase優位の肝障害が出現し入院。 急性胆管炎を疑い抗生剤投与を行い軽快退院となった。 平成16年1月20日，再び上腹部不快感，肝障害が出現し入院となる。