ァレルギ一性結膜疾患の瞼結膜に発現されるIL-8とムチンコア蛋白遺伝子の検討

摘要

要約目的：結膜上皮におけるIL-8 mRNA {IL8)とMUC遺伝子,0発現の検討。対象と方法：アレルギー性結膜炎，ァ卜ピ一性角結膜炎，春季カタル（VKC群）の患者のimpression cytology検体 (検討1),およびlipopolysaccarideまたはヒス夕ミン刺激培養ヒ卜結膜上皮細胞（HCE)(検討2)で， IL8, MUC1,MUC5AC, MUC16発現をreal-time RT-PCR法で検討した。結果：検討IL8発現 は，VKC群で高値を示し（P く 0.05), とMUC1は相関した（r=0.54, P く 0.05,偏相関検定)。 検討2:ヒスタミン刺激したHCEでIL-8とMUC1が相関した（「=0.62, P く 0.01,偏相関検定)。結 論：結膜上皮でのIL-8とMUC1の変化は，VKCのアレルギー炎症でみられる。