広域の連携大学拠点の形成に向けて

摘要

一九七〇年代、筆者は大学院を卒業し、海外で研究生活を送ることになった。 当時の日本は、まだまだ国際社会の一員という状況ではなく、欧米の新聞に日本のニュースが載ることはほとんどなかった。 国際新聞ヘラルドトリビューンに二、三か月に一度たまたま載ることがあり、それを楽しみに新聞に良く目を通した。