OFDMシステム用ピーク電力低減方式のベキ級数展開による改善

摘要

OFDM用ピーク低減方式のクリップ＆フィルタについてクリッピング動作をベキ級数で近似し、フォールド·オーバーが起きない条件を与えた。 また、フィルタの働きは異なる時刻のサンプリング点のデータの和で示されるので、それらのサンプル·データ間の相関を考慮してベキ級数の係数を補正すればフィルタによるピーク再生を抑圧できる事がわかった。 この方法について計算機シミュレーションを行い、ピーク電力の最小値5.43dBを得た。