BACnetシステムインターオペラビリティガイドライン

摘要

本ガイドラインは，BACnet2004をベースに作成されているが，BACnet2008，BACnet2010が発行されていることも踏まえて，本ガイドラインの継続的メンテナンスが，今後も増加するであろうBACnetによるマルチベンダシステムの相互運用性の向上にとって非常に重要であると認識している。BACSの構築にかかわる多くの人が，同じ認識に立って，本ガイドラインに追加すべき事項があれば，広く提案をしていただくという協力をいただければ幸いである。以上，BACnetガイドラインの概要を述べてきたが，誌面の関係から一部の紹介に留まっている。詳細はIEIEJ-G-0006:2006BACnetシステムインターオペラビリティガイドラインとそのアデンダムaを参照していただきたい。これがIEIEJ-G-0006:2006BACnetシステムインターオペラビリティガイドラインとそのアデンダムaそのものの内容の理解の参考になり，相互接続性の高いマルチベンダシステムの構築の一助になれば幸いである。