住友商事が展開する小型商業用燃料電池

摘要

住友商事が米国燃料電池ベンチャーとのコンタクトを開始して既に10年以上が経過する。 最初は、カナダBallard社が90年にPEM型燃料電池の運転試験時に当社バンクーバー支店長がレセプションに呼ばれ、燃料電池の排水？ である純水をワイングラスで飲んで乾杯した際、100億円ほど出資して日本の総代理店にならないかと今は引退した、バラードさんに要請されたそうです。 当時出資していれば，97年の最高値で市場に売却する狸算用で3,000億円強のキャピタルゲインを得ていたことでしょう。 その後、同社が日本の自動車メーカーにコンタクトするのを'93～'95年頃手伝っており、一緒に国内数社の自動車メーカーを訪問した。 '97年には鉄鋼協会の100周年記念の際に荏原製作所がカルノーサイクルを、当社がBallard他の燃料電池技術の取り入れを鉄鋼メーカー各社に提案させて頂いた。