高効率業務用厨房ダクト接続形ガス給湯器

摘要

従来、業務用厨房室に設置する給湯器（ガス消費量12kWを超えるもの）は、排気筒を接続して単独で排気ガスを屋外に排出することが義務付けられており、厨房排気ダクトへの排気筒の接続は、禁じられています。 これは、給湯器の高温排気ガスを排気ダクトに直接入れてしまうと、ダクト内防火ダンパーの温度ヒューズの作動を招いたり、最悪の場合ダクト内に蓄積した油分や挨が発火しダクト火災の危険があるからです。 しかし、テナントビルや地下街などに多い飲食店厨房では単独排気筒の施工が事実上非常に困難な為、やむを得ず排気ダクト内に排気ガスを排出してしまうケースが少なくありません。