利雪システムのパーソナルユースをめさして：親雪·定住型街づくりシステムについて

摘要

舟形町は、山形県の北東部に位置し、周囲には遠〈鳥海山、月山、葉山連峰が望まれ人口約7千人、総面積119.03平方キロメートルの小さな町です。 町内を流れる清流小国川は鮎釣で有名で、全国的な大会も開催され多〈の太公望が訪れます。 また、「若あゆ温泉」は眺望がすばらし〈県営ゴルフ場が隣接し、コテージも整備され、憩いを求めて家族連れやスポーツを楽しむ仲間たちでにぎわいます。 町の産業としては、昭和20年代から30年代にかけて地下資源の宝庫として全国有数の亜炭の算出を誇り、石油の産出もなされ栄えましたが、その後燃料革命による亜炭業の衰退、石油の産出量も減少し、町では農地開発や企業誘致等により産業振興を図ってきました。