広幅で連続生産：タッチ板や電波吸収体用

摘要

大日本印刷㈱（東京都新宿区市谷加賀町一－一-一、電話〇三－三二六六－三一一）はこのほど、印刷方式の透明導電性フィルムを開発、タッチパネルや電波吸収体向けに供給していくことにした。大量生産に適した印刷方式で導電性材料をフィルムにメッシュ状で印刷、折り曲げや任意のパターン形成も可能となっている。携帯端末やカーナビゲーションシステムなどタッチパネル部材として導電性フィルムの需要は増加しているが、このフィルムの多くは透明電極材で形成されたITOフィルムでコスト面、製造工程面で課題があった。