16カ月ぶりの高水準:4月のインフレフィルム出荷実績

摘要

日本ポリオレフィンフィルム工業組合がまとめたインフレーションフィルムの四月の総出荷数量は四万九千三百四トン（前月比一〇一·四％、前年同月比一〇二·六％）と三月に続き前年実績を上回った。東日本大震災による包装用途などでの需要増加が要因とみられている。低密度ポリエチレンフィルム出荷が三万三百九十八トン（前年同月比一〇二·一％）と〇九年十二月以来、一年四カ月ぶりに三万トンを超えたほか、高密度ポリエチレンフィルムも一万八千六十四トン（同一〇三·六％）と、同じく一年四カ月ぶりの高水準となった。