塩ビ事業コンパウンド議渡へ：凝営資源を集中し新事業強化

摘要

日本ゼオンは12月10日、子会社であるゼオン化成のパウダースラッシュコンパウンド（PSC）事業を除く塩化ビニル樹脂コンパウンド事業全般を2011年4月1日付で、リケンテクノスに譲渡すると発表した。ゼオン化成の塩化ビニル樹脂コンパウンドは、建築材料、電線被覆などの幅広い用途に使用されてきたが、ここ数年はPSC事業や放熱部材事業などの新事業の展望が開けており、今回の事業譲渡によって経営資源を集中し、新事業のグローバル展開を強化していく。