産経研など、超微細回路を簡便·高速·大面積に印刷できる新原理の印刷技術を開発、田中貴金属が製品化し、2017年1月からサンプル出荷へ

摘要

産業技術総合研究所、東京大学、山形大学、田中貴金属工業などは、紫外光照射でパターニングし、銀ナノ粒子を高濃度に含む銀ナノインクを表面コーティングするだけで、超高精細な銀配線パターンを製造できる画期的な印刷技術「スーパーナップ（表面光反応性ナノメタル印刷）法」を開発した。田中貴金属は、今回の技術を用いたフレキシブルなタッチパネルセンサーの製品化を進めており、2017年1月のサンプル出荷を目指している。