平成18年度上期石灰石·ドロマイトの需給と下期見通しについて

摘要

平成18年度上期石灰石生産量および用途別出荷量を表1にまとめた。 平成18年度上期の生産量は8，145万tで，前年度同期と比べ58．4万t増，伸び率0．7％と3期連続の増加であった。 図1の生産量および図2の伸び率の推移に見られるように，平成18年度上期の石灰石月次生産量は，前年同月の伸び率が大きかったことの反動減とみられる4月，8月を除いていずれの月も前年を上回った。 平成18年慶上期の国内出荷量は8，138万tで，前年度同期と比べ23．8万t減，伸び率盆0．3％となった。 輸出を合わせた石灰石総出荷量（国内＋輸出）も伸び率0．3％であった。 いずれも3期ぶりに前年度同期を僅かに下回った。