平成21年10-12月期、特殊鋼材の生産計画448万トン

摘要

経済産業省は10月30日、平成21年10－12月期（2009年）の特殊鋼熱間圧延鋼材の生産計画を明らかにした。これによると10－12月期の特殊鋼鋼材生産計画は448.01万トンで、内訳は国内向け303.59万トン、輸出向け144.42万トンである。前期実績見込み（384.08万トン）に較べ16.6％の増産だが、前年同期比では7.0％減産であり、リーマンショック以降の需要減退が始まった前年同期実績よりも低い水準だった。なお、今回の生産計画では7月30日に発表された同期需要見通し（約386.10万トン）に対して16.0％増と上回っている。