深夜の化学プラントで発生した爆発火災事故

摘要

2012年4月22日午前2時15分ごろ、山口県玖珂都和木町にあろ三井化学岩国大竹工場のレゾルシン（RS）製造施設で爆発、火災事故が発生。死者1人、負傷者25人、さらには近隣の住宅への被害と、大きな被害をもたらした。事故の原因は、プラント内での酸イヒ反応による異常な温度上昇に気づかなかったことだった。同工場では、タイヤ接着剤をどに使用されるRSの製造過程で、酸化反応器で原料を空気中の酸素で酸化させて中間体を得ていた。