馬蹄形FRPMパイプによるトンネルの更生工法（パイプ、イン、トンネル工法）に関する実証試験

摘要

全国に建設されている農業用の用排水路は4万kmに達するといわれている。 これらの水路には，建設から30年以上経過したものも多く，順次更新を進める必要がある。 施設の老朽化には，地下水の変動や周辺地盤の動き，地震作用などを受けでその施設特有の劣化が進行しており劣化度合いは様々である。 このため，施設の更新に当たっては，正確な状況把握と将来の劣化の進行の可能性を把握し，更新工法を選定することが重要である。