食品工場向け排水処理システム「分離膜型ハイキュ一ブ'システム」

摘要

日新電機は図1に示すように、公共上下水道 の電気設備および監視制御事業を展開している。 この分野において、当社が直接水処理プロセスに 携わることはなかったが、最適な監視制御システ ムを構築するため、また監視制御の高度化の要求 に応えるために、制御する対象である生物処理の研究を行ってきた。この研究の中で蓄積した技術 を活かし、排水中の有機物濃度が高い食品工場向に適した産業排水処理装置を事業化した。今回さらに、その高度化を目指して分離膜を用いた 新しいシステムをラインナップに追加した。これにより、食品工場の内約80%で採用されている 標準活性汚泥法の新たな課題の解決を進めてレゝる。