過熱義気ポイラKALATの特長と食品への応用例　耕介

摘要

過熱蒸気と言えば、従来は火力発電設備の蒸気タービン回転エネルギー源などに用いられるのが、主用途であったが、最近では常圧領域で過熱蒸気の特徴を生かした用途開発が進んでいる。 数年前、家庭用調理器「過熱蒸気オーブン」が発売されて以来、広く知られる熱源になった。現在は、食品加工分野のみならず、各種分野でもその有効　性が広く認知され始めてきており、大変注目され　ている熱源である。