新規コク味関連調味料とコク味表現モデル

摘要

食品開発では、常においしさ向上めぎし、調味に関し努力が続けられている。 そのキーとなる一つがコク味ではないであろうか。 ただ、“コク味”に関しては、突き詰めが難しいように思われる。 奥が深い“コク味”について考え続け、答えを出していくことが、味が豊かな国内良品の品質を、維持向上させることにつながるのではないであろうか。 ここでは、“コク味”を深める第一歩として、最近の弊社コク味関連調味料の披瀝および“コク味”（“コク”“こく”“こくみ”など同義）を突き詰める道具として開発したコク味表現モデルとその利用の紹介を行いたい。