食品メーカーのフレッシュ、ロジィスティクス、コントロール定量的鮮度管理、HACCP、IS09000S、IS014000Sの統合制御--〔第36回〕：危機管理対応のフレッシュ、ロジスティクス、コントロール（12） 学校給食への応用並びに包装容器から溶出する有害物質のペナルティ化正

摘要

前回の第35回では、危機管理対応として「リアルタイム管理と経済性の両立」というテーマであった。 その際も言及した学校給食に関しての応用をまず述べる。第34回では有害物質としてダイオキシンと有機水銀を選び、その体内蓄積の関係式を提案し、またペナルティ化正規鮮度として評価した。今回は次に環境ホルモンによる生殖障害について若干考察した上で、包装容器から流出する環境ホルモンとしてビスフェノールAとノニルフェノールを取り上げ、そのペナルティ化正規鮮度を試算ずる。