「食を考える月間」の取組について

摘要

食習慣の乱れや生活習慣病の増加、食に関する知識の不足、そして食文化の衰退といった最近の食生括をめぐる情勢の変化に対応し、「一人山人が自らの「食」について考える習慣を身に付け、生涯を通じて健全で安心な食生活を実現することができるよう、食品の安全性、食事と疾病との関係、食品の栄養特性やその組み合わせ方、食文化、地域固有の食材等を適切に理解するための取組」である「食育」が必要となっています。 農林水産省では、平成12年に文部科学省、厚生労働省と共同で定めた「食生活指針」を実践する上で必要な情報の提供を行うなどの全国的な取組のほか、「食育推進ボランティア」の方々を中心とする地域の草の根的な実践活動の支援を行い、食育を推進しています。