食品工場の安全管理と晶黄対策

摘要

食品の安全性確保には様々な場面で多大な努力が払われているが、食品の回収事例はあとを絶たない。 そこで最近回収になったデータを、国民生活センターのホームページデータから分析し、その原因を探ることをまず行なってみた。 06／4月から07／2月初めまで、食品については88件が出ていた。 この原因を分析分類した結果、大項目で4、その中の項目で14項目になった。 大項目は、まず「原材料」で、混入や印字間違いがある。 これが最も多い。 「安全な食品は、食品工場内だけではできない」という原則がある。 いくら工場内で安全に製造しても、原材料由来ではどうしようもない。 トレーサビリティをしっかり、ということになる。 また、工場内での印字間違いなど、製造プロセスでの問題も多い。 製品は問題無いのに表示で回収になってしまうというもったいないことが多いわけだ。