イチゴ収獲作業などの 中腰作業負担を軽減できる 作業補助装置の开発

摘要

ィチゴの地床栽培では、収穫、定植、葉か き-ランナー取りなどで腰を曲げた作業時間が多く、年間1,000時間（10a当り）をこえる (宮城県営農基本計画指標)。ィチゴ収穫時によくみられる作業姿勢を、 最近我々の研究グループが開発した『農作業 姿勢の人問工学評価ソフト（FWES)』で評 価した場合、きつい作業と判定される（図一 1)。姿勢に対する負お1度は、年齢や体型に よって変化し、例えば、1ヌ1一1の姿勢を25歳 の同じ体格の刃性がとった場合の評価点は60 点に低下する。したがって高齢作業者の多い 生産現場では、年々身体的な負担が重くなつ ていると考えられる。このことから、卨設ベンチ栽 培を導入して無理な作業姿勢の改 善等を進めることは、農業従事者 が健康で働き続けるために有効で ある。