消化器がん治療の最新知見集まる 注目された曰本からの演題

摘要

消化器がんの領域において、今後、個別化医療は進展していくのか？1月24日から米国サンフランシスコで開催されたASCOの消化器がん分科会では この領域の個別化医療の今後を占う演題が幾つも報告された。抗がん剤に関する多くの臨床試験の結果が発表され、世界中の注目を集めるのが、毎年5月末から開催される 米臨床腫瘍学会（ASCO)年次集会だが、近年、特定の 領域を対象に、腫瘍内科とともに外科や放射線科などの 医師が集まり、集学的な治療(multidisciplinary)につ いて議論し合う分科会にも注目が集まっているつ1月24日から米国サンフランシスコで開催された2013 Gastrointestinal Cancers symposium 2013 (ASCO-G丄ノ はその1つで、胃がん、滕がん、肝がん、大腸がんなど の消化器癌を対象としており、今年で10年目を迎えた。