新聞報道による乳幼児の熱中症発生状況の解析

摘要

熱中症は、全国各地において年々増加し、特に高齢者における増加が顕著である。一方若年層の熱中症による死亡数は減少傾向にあるが、救急搬送の報道は後を絶たない。乳幼児（0-4歳）の熱中症による死亡 数は0歳に多い"力、その実態に関しては、死亡統計や救急搬送資料のみから把握することは困難と考え られる。本研究では、乳幼児における熱中症発生の状況（年齢、場所、原因等）を新聞報道により調査し、 その解析を試みた。