道営担い手育成基盤整備事業「共和地区」の完了にあたって

摘要

「共和地区」は北海道樺戸郡月形町の南西に位置し、受益面積105haの水田を主とする平坦な地形で、水稲を基幹とし、豆類、花井等が作付されている良質な農産物の生産に努めている地域であります。 しかし、地区内の殆んどを占める泥炭地特有の不等沈下で暗渠排水効果の低減や、用排水路施設等の機能障害が生じていることから、当事業による－体的整備を行ない、土地利用型の大規模経営を確立するため、担い手農家の農地集積による規模拡大を推進するとともに、低コスト化、良質、良食味米の生産に向けた、米作生産体制の確立を図り、個人経営農家においても、野菜、花井等の高収益作物を導入し農業所得の向上に努め、活力ある地域経済の達成を目指すものであります。