農業農村整備優良地区コンクール（農業生産基盤整備部門）－事業概要及び受賞理由－

摘要

ほ場整備実施を契機に、平成10年4月に地権者全員参加により「河守地区営農組合」が設立され、所有権と利用権の完全分離等を基本方針として、河守地区のほ場の全てについて、営農組合が品目別エリア分け、営農組合と個人耕作別のエリア分けの農地利用調整を行つている。 地区内33haの水田全てに同営農組合が作付け計画を策定し、水田面積の約75％、生産調整面積の全てを受託し、大区画ほ場に対応した大型機械での営農を行つている。 また、転作作物として小豆や黒大豆に加え、景観に配慮したコスモスの作付けと、コスモス祭りの開催による農村都市交流を行うなど新時代に対応した営農を行つている地区でもある。