農産物に対する消費者ニーズへの対応

摘要

流通業の現状は、再編等を含めた中で、もう生きるか死ぬかという非常に厳しい環境です。 逆に言えば、日本の各産地も、産地間競争も一層激しくなってきているということを、この2～3年、非常に感じています。 良い産地は残るけれども、社会に必要とされていない産地は淘汰されると。 その他、今感じていることは、やはり差別化された商品しかもう売れていかないと。特に、デフレなどという言葉をよく聞きますけれども、安い物しか売れないなどということは絶対になくて、安い物ほど売れないと。価値観がきちんと明確になっている物は、きちんと継続的に売れていくと。いかに差別化された商品を継続的に販売するか、ということは非常に難しいという部分を感じています。