インターネットで活用可能な土壌情報システム

摘要

1959年から地力保全基本調査が行われ、全国の耕地土壌図が作られました。その後、営農活動や農業以外の影響を受けて土壌は大きく変化し、これを明らかにするために土壌環境基礎調査が引き続き実施されました。 20年間にわたるこの調査では、全国に約2万点の定点が設定され、理化学性や断面形態などの膨大な土壌に関する情報が収集されました。また、都市化による農地の改廃やほ場造成などによって、農地の分布と面積も大きく変わっています。これを現状にあわせるために、1995年に全国的に土壌図が更新されました。