農業の変革に役割増す農業電化初の地方開催を宮城県で実施

摘要

本協会は去る10月7，8の両日，仙台市秋保町の岩沼屋コンベンションホールをメイン会場に第37回農業電化研究会を開いた。 初めての地方開催となった今回は，各支部，農業団体，農電機器メーカーなどの関係者約170名が参加した。 例年どおり9支部から9題の研究発表が行われたほか，宮城県農業センター園芸試験場，県内の花き生産組合で現地研究会を実施した。 また，研究発表に先立つ特別講演では東北大学名誉教授で㈱東北バイオサイエンス研究所長の山内文男氏が「有機農業の現状と将来展望」について述べ出席者の関心を集めた。 研究発表を受けたあとの総合検討では松森一浩宮城県農業短期大学農業科助教授と内海修一全国野菜園芸技術研究会顧問が講評した。