人集い、花と緑あふれる地域つくりをめざして: 自然産業特区（花と緑の特区)、兵庫県津名郡淡路町、北淡町、東浦町、兵庫県（4者共同提案）

摘要

くにうみ伝説で知られる淡路島は、年間を通じて瀬戸内海特有の温暖な気候に恵まれ、その気侯、風土を活かした多彩な農業が展開されています。 農業産出額（3756千万円、平成13年）　 は、兵庫県全体の約4分の1を占め、近畿圏における身近な食料供給基地として重要な役割を果たしています。 島の南部地域では、三原平野を中心に排水のよい士たまねぎ壌条件を痛かし、日本一の品質を誇る淡路玉葱、レタス、はくさい、キャベツなどの野菜と水稲を細み合わせた三毛作栽培や酪農経営がさかんにおこなわれています。また、北部地域は、カーネーションを代表とする古くからの県下第一の花き産地であり、果樹では特産のナルトオレンジ、びわ、ぶどうなど、畜産では肉用牛生産の拠点となっています。