消費者は健康食品をのように利用し、清報をのようにみているのか

摘要

健康食品の宣伝や情報は、今や私たちの日常に入り込んでいる。インパクトのある文字が並ぶ新聞広告、体験談を交えたテレビCMなど、健f品の宣伝を目にしない日はないといってもよい。健康食品の有効性隋報は、インターネットやテレビ、雑誌の健康情報特集のみならず、有名人のライフスタイル紹介の片隅にまで登昜する。内閣府消費者委員会の調査によれば、消費者の約25％がほぼ毎日健康食品を利用しており、たまに利用する人をあわせると、約6割の人が健康食品を利用している。このような状況のなか、健康食品が原因と思われる健康被害の報告が多発している。健康食品の宣伝や有効性の情報に溢れている一方、健康被害のリスクに関する情報や効果についての科学的情報は、消費者に十分に浸透していない状況にあると推測される。