プロジェクト“モア、ハウズ'－農家のお母さんたちの農企業への挑戦

摘要

大木町は、福岡県の南西部、筑後平野のほぼ中央部に位置する水臼農業地帯である。総農家戸数は1036戸、うち専業農家154戸、一種兼業150戸、二種兼業559戸である。二戸当たりの耕地面積は1器で、約1000訪の水田では、米、麦、大豆を中心とした土地利用型作物と、イチゴ、グリーンアスパラガスなどの施設野菜栽培がさかんにおこなわれている。 昭和60年代以降いぐさの価格低迷により、菌華類の人工栽培が導入され、今日、九州最大のシメジ産地となっている。