知能的制御とローコスト、オートメーション－幕張で開催された国際会議「農業における人工知能の応用」と’98施設園芸新技術シンポジウム「低コストと集通を考慮した施設園芸」-

摘要

さる4月22日から24日まで，幕張プリンスホテルにおいて恒例の施設園芸新技術シンポジウムが開催された。 著者は，最終日の午後「低コストと流通を考慮した施設園芸」の講師を務めた。他に，加藤泰丸先生（氷温学会副会長，（社）農林水産先端技術産業振興センター常任顧問），兵頭宗郎先生（（杜）日本施設園芸協会会長）がご講演され，本誌の大津弘一編集長（㈱養賢堂取締役）が司会を担当された。 課題，講師ともに従来とはひと味異なった構成で，大変意義の深いものであった。 マンネリを打破する一つの芽として，ある意味でのパラダイム転換として，その意義を今後とも評価していさたい。プログラム委員長の高倉直長崎大学環境科学部教授（東京大学名誉教授）をはじめとする関係各位に感謝したい。