明るい紅色で、さわやかな香りの早生種 りンゴ「秋田紅ほっぺ」

摘要

秋田県では、リンゴのオリジナル品種第1号である「千秋」の優良な食味を引き継ぎ、多样化する消费者の二ーズに対応できる新品種の育成を目指してきた。その結果、これまでに晩生種の「秋田紅あかり」と「秋しずく」、種の「ゆめあかり」が品種登録された。そして、このたび9月上旬-中旬に成熟する早生種の「秋田紅ほっぺ」が品種登録されたので紹介する。 本品種は、昭和63年に種子親を「千秋」、花粉親を「さんさ」として交雑し、育成した4400個体の実生の中から、特に、果実の着色と食味が優れ、早生の系統であったことから、平成11年に一次選抜された。