シカもイノシシ来なくなる地域ぐるみの鳥獣被害対策

摘要

岐阜県における、イノシシ、サル、シカなど野生動物による農作物への被害は、4億7千万円(平成お年度)。他にも列車や自動車との接触事故、家屋への侵入などがあとを断たない。こうした事態を受けて、岐阜県では平成？から鳥獣被害対策本部を立ち上げ、鳥獣被害対策に集中的に取り組む「重点支援地区」で、集落座談会や柵設置の研修会を開催している。そのモデルとなっているのが、郡上市和良町の宮地集落の住民が開発した鳥獣被害防止策で、現在、岐阜県内はもとより、全国各地で導入されている。M戸の小さな集落で、画期的な対策が編み出されたのはなぜか？現地を訪れた。