「品質保持への各現場における実際と課題」-日持ち保証販売を広げていく

摘要

花きの消費が低迷していると言われて久しい。また、花を買っているのは30-60代が中心であり、具体的な消費拡大策を進めていかないと花きの消費はさらに減少してしまうことになる。ただ、折角の消費拡大策によつて花を買つてくれても、購入した花が2-3日で枯れてしま、つよ、つでは消費者に失望を与え、却つて花離れを招きかねない。少なくとも1週間程度は楽しんでもら、んるよ、つにして、お客様満足度を上げるというのが日持ち保証販売である。一方、ョー口ツバでは日持ち保証販売が当たり前のように行われており、特にイギリスでは、日持ち保証販売によつて花きの消費が大幅に拡大した。また、アメリカにおいても広まりつつある。これらを踏まえて、日持ち保証販売の普及を通じて消費者の花きに対する満足度を高めていくことが、消費拡大を図る上で極めて有効であると考えられる。なお、農林水産省が平成22年4月に策定した『花き産業振興方針』においても、日持ち保証販売は、花きの消費拡大策の1つとして位置付けられている。