モモの根城制限栽培における育苗マサトを利用した細根更新法

摘要

モモ栽培において、収穫期の日照不足や多雨等の気象条件は、糖度など果実品質や生産に大きく影響する。 品質の安定した果実を生産していくためには、気象条件に左右されないモモづくりが求められている。その1つの方法である根城制限栽培は、高品質果実の安定生産が可能で、樹を低く仕立てることができるため、摘菅、摘果、袋かけ、収穫および勇足作業などの作業省力化にもつながる。 また、紋羽病などの土壌病害やいや地の回避も可能である。