中国のイチゴ苗生産の現状

摘要

イチゴ産業も専業化として規模拡大がすすんでいる反面、老齢化が進み後継者不足の悩みを抱えている。 しかもイチゴは、親株確保から始まり、育苗、定植、収穫と18カ月の月日を要し、一年中休むことが少ない作目である。 　 農業も分業化が進み、育苗労力だけでも切り離すことができれば、老人や婦女子の世帯でもイチゴ栽培ができ好都合である。そして適当に休養がとれれば、次の作にも活力を持って出発でき、良い成果が期待でき、地域産業の発展に連なる。